髪に良い食べ物、悪い食べ物とは?

山野美容専門学校卒の早川です。

今回は食生活と薄毛、抜け毛の関係性について書きます。

髪に良い食べ物は大きく分けると7種類

1,タンパク質
髪の基本成分であるケラチンのもとになる、上質のアミノ酸を含むタンパク質が多い食品
(肉、魚、卵、大豆製品、カキ など)

2,ヨード
甲状腺の働きを助け、髪の発育を促進するヨードを多く含む食品
(わかめ、昆布、ひじき などの海藻類)

3,ビタミンE、A
血行を良くして抜け毛を防ぐビタミンE.Aを多く含む食品
(にんじん、かぼちゃなどの緑黄色野菜、玄米、胚芽米、ゴマ、ナッツ類 など)

4,ビタミンA、C、E、Fなど
3,と同じ役目を果たすビタミン、特にA、C、E、Fなどを多く含む食品
(レモン、オレンジ などの柑橘類)

5,エイコサペンタエン酸
血液の凝固力を下げてコレステロールがたまるのを防ぐエイコサペンタエン酸を多く含む食品
(いわし、ぶり、さば などの背の青い魚)

6,ビタミンB
頭皮の新陳代謝を促進するビタミンBを多く含む食品
(豚肉の赤身、レバー、マグロ など)

7,コラーゲン
髪のツヤや張りを良くするコラーゲンを多く含む食品
(長芋、れんこん、納豆 など)


同じタンパク質を含むものでも、メインディッシュは肉よりも脂肪分が少ない魚にしたほうが望ましいとされています。また、カルシウムも髪に有効な栄養素のひとつです。

これらの具体的な食品リストを見ればわかるように、髪に良い食べ物といっても普段の食事で食べにくいような特別な食品は全くありません。


それでは逆に髪にとってあまり望ましくない食品にはどういうものがあるでしょうか?

栄養素自体が髪に悪いというものはありません。
ただし傾向として「こういうものはあまりおすすめできない」というものはあります。
脂肪分が多くカロリーが高い食品や交感神経を刺激する食品がそれに当たります。
脂がのったステーキや、激辛のエスニック料理、コーヒーや紅茶などの飲み過ぎは髪に良くないということです!



特に問題になるのは脂肪分を摂り過ぎること


頭皮の下にある皮脂腺から分泌される皮脂の量は頭皮の健康を保つためにとても重要な役割を果たしているのですが、脂肪分を摂り過ぎると皮脂の分泌が異常に多くなり脂漏性脱毛の原因になるのです。

フォアグラや、キャビア、あん肝など美味、珍味といわれる食べ物はほとんど脂肪分が多くカロリーが高いものばかりなので、美食の度を超すと薄毛につながる可能性があるかもしれませんが、度を超さなければ問題はないので、バランスのとれた食生活を心掛ける事が大切です!